
2025/12/22 23:16
**一年間「やることリスト」を維持し続けた話**
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要約▶
Japanese Translation:
要約:
著者は毎日の「タダリスト」を使って完了したタスクを記録し、未処理の作業よりも達成感に焦点を当てています。毎月、サブスタックを1月に立ち上げたり、2月にCSSコンポーネントライブラリを完成させたりといった主要な活動をまとめたスケッチページを作成し、その図で進捗を振り返ります。2024年には水彩絵具の色素を学び、数百種類の緑を混ぜてミネソタの風景画を向上させました。2025年初頭は消えやすい水彩を防ぐために白黒演習(バリュースタディ)に費やしました。夏季(2025年)は約50点のポレアート風景絵を描き、その中で最も優れた4点を印刷可能なカードに仕上げました。
著者はまた、TypeScript のパーサコンビネータライブラリ tarsec を構築し、それを使って静的型付きの Mustache ライクテンプレート言語 typestache を作成しました。これらのツールは個人プロジェクトに適用され、Express にファイルベースルーティングを追加したり、フロントエンドクライアントを自動生成するなどに利用されています。
このシステムは、以前不可能だったタスクを実現できる新しいスキルの習得を促しますが、同時に欠点も伴います。毎日成果を書き込むプレッシャー、1年間継続することの難しさ(手書き品質の低下)や、2月に始めた Holiday Inn 水彩画といった長期プロジェクトを偶発的に放置してしまうリスクがあります。著者は来年未完了作品を再開するかどうかを検討しています。
本文
タダリスト(「やったこと」リスト)
一日の終わりに、今日達成したことを書き出すためのものです。残っている作業量よりも、完了したタスクに焦点を当てることで集中力が高まります。
私のタダリストの使い方
- 月別ページ
各月ごとに専用ページを設けます。毎日何をやったかを簡潔にメモします。 - 月次まとめ
月末には、その月に達成した全てを可視化するヘッダー(図・表)を描きます。
サンプル月次サマリー
| 月 | ハイライト |
|---|---|
| 1月 | Substack を立ち上げ、友人のために絵画を制作。セキュリティに焦点を当てた記事を 2 本執筆。 |
| 2月 | CSS コースを受講し、自分だけのコンポーネントライブラリを構築。 |
| 3月 | 複数冊の本を読破、執筆アプリに取り組み、ニューヨーク旅行へ。Substack 用線形代数の記事草稿を作成(ドラフト→公開までに技術レビューとリライトが必要)。 |
お祝い(またはしない)方法
ほとんどの場合、お祝いの時間を設けません。何かを終えたら「やった!」という短い声だけで済ませ、すぐに次へ進みます。
例として、3 年間の書籍プロジェクトを終えた後は 2 週間その達成感に浸りましたが、その後は日常化してしまいました。
「本を書いたんだ――それ以外に何をやった?」
タダリストは完了の喜びを強調するつもりでしたが、同時に一つの成果が次へと繋がる様子も浮き彫りにしました。
具体例:ミネソタ風景カード作成
| 年 | 作業内容 |
|---|---|
| 2024 | 水彩絵具を学び、好きな緑のパレットを見つけるために数百色を混合。 |
| 2025年初頭 | 水彩が薄く見えるので、バリュー(明暗)研究(白黒実験)を実施。 |
| 2025年夏 | 約 50 点のポワンアール・ミネソタ風景絵画を完成させ、緑のパレットを披露。 |
- カード用に上位 4 枚を選定。
- タダリストは「カードを作った」だけでなく、色混合・バリュー研究・夏季ポワンアールというプロセス全体を思い出させてくれました。
- 結果として、美しく手作りのカードセットが完成しました。
別プロジェクト
| 年 | プロジェクト |
|---|---|
| 2023 | (TypeScript 用パーサーコンビネータライブラリ)を開発。 |
| 2024 | (mustache に似たテンプレート言語、型安全版)を構築し、 を利用。 |
| 継続中 | 両ライブラリを個人プロジェクトに組み込み(例:Express 用ファイルベースルーティング、フロントエンドクライアントの自動生成)。 |
新しいスキルを習得すると、以前できなかったことが可能になります。これらの能力を認識することは学びの重要な部分であり、タダリストはそのプロセスを支援します。
欠点
- 日々のプレッシャー:毎日「やった」ことを書き留める必要があるため、ストレスが増します。
- 継続性:1 年間維持するのは難しく、筆跡が劣化したり後半に絵を描く習慣が途切れたりします。
- 反省:忘れていたタスク(例:Pacifica の水彩)を目にすると、やる気と同時に圧倒されることがあります。
まとめ
タダリストは進捗を振り返るのに有用なツールですが、その利点と維持するための労力を天秤にかけて判断すべきです。実際にやったことを見返せる喜びは大きく、各小さな一歩が大きな目標へとどう結びついているかを把握できる点が最大の価値と言えるでしょう。