
2025/12/16 9:09
The <time> element should do something
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要約▶
日本語訳:
著者は、HTML の
<time> 要素が意味的で機械可読なタイムスタンプを提供するため、依然として使用すべきだと主張しています。モダンブラウザやスクリーンリーダーは単にタグを表示しますが、そのタグの存在率はページロードの約 8 % に見られ、ある程度採用されていることを示しています。「4 時間前」などの共通 UI パターン(任意のパーマリンクやツールチップ付き)は、この情報を伝えるために <time> を埋め込むことがよくあります。検索エンジンは <time> を日付スニペットとして利用できますが、Google は Schema.org の datePublished と dateModified フィールドを優先し、 <time> を必須とはみなしていません。2023 年の SEJ 投稿では、公開/更新日時に影響する複数の要因があると指摘され、 <time> 単独で決定的ではないことが強調されています。理論上の利点としては、ブラウザとカレンダーの統合やロケール固有のフォーマットがありますが、今日では要素はほぼ無効に留まっています。著者は意味価値を維持するために <time> の使用を継続し、将来的にブラウザやツールがより充分に活用できるようになることを期待しています。開発者にとって即時の影響は最小限であり、継続的な使用は時間とともにアクセシビリティと SEO を向上させる可能性があります。また、ブラウザがタグを採用すればユーザーは日付処理の改善から恩恵を受けられるでしょう。本文
一般的なUIパターンとして、次のような形がよく見られます。
投稿は 4 時間前に公開されました
「4時間前」という文字列を使ってさまざまなことができます。たとえば以下のようにパーマリンク化する場合があります。
<a href="/posts/123456">4 時間前</a>
あるいはホバーやフォーカス時に正確な日時をツールチップで表示させる方法もあります。
<span title="2025年12月14日 11:30 AM PST">4 時間前</span>
HTMLの細部までこだわりたい方(私みたいに)なら、
<time> 要素を使うことがあります。
<time datetime="2025-12-14T19:30:00.000Z">4 時間前</time>
これが素晴らしいと思える理由は、正確なタイムスタンプを意味的に表現できるからです。ブラウザやスクリーンリーダーがこの情報を活用して、手動で作ったツールチップのような不便さを回避できるはずだと期待されます。しかし実際には
<time> 要素はほぼ何もしません。
調べてみても、ブラウザや支援技術が
<time> を実際に利用している例は見当たりません。Chrome の使用状況トラッカーによるとページロードの約 8 %で <time> が使われているものの、それを活用する仕組みはほぼ存在しないようです。
<time>
は実際に何をしてくれるのか?
<time>私が確認できた限りでは、検索エンジン(Google など)がページの公開日時や更新日時を推測するために利用されるケースがあります。ですが Google の公式ガイドラインには
<time> 要素を特別に推奨する記述は見当たりません。むしろ Schema.org の datePublished や dateModified フィールド(HTML ではなく構造化データ)を使うことが推奨されています。
「Google は単一の日時要素に依存せず、複数の要因を見てページが公開または大きく更新された時期を推定します。」
― Google 検索担当者(2023年の Search Engine Journal の記事引用)
つまり、
<time> は理論上は魅力的な機能ですが、実際には「意味的 HTML」の未だ実現されていない約束のように感じられます。
2010 年に CSS-Tricks が掲載した記事では、Bruce Lawson(関係者ではありません)が次のように述べています。
「ウェブページ上で曖昧さのない日付を使うことは想像しやすいです。ブラウザがユーザーのカレンダーへイベントを追加する提案をしたり、タイ語ローカライズされたブラウザがグレゴリオ暦の日付をタイ仏暦に変換したり、日本語ブラウザが 16:00 を『16:00時』とローカライズしたりできるかもしれません。」
そのような機能が実現すれば素晴らしいのですが、現在では
<time> は初期の HTML5 時代から残った静的な遺物に過ぎないようです。私自身はまだ使い続けます。マージ・シンプソン(『ザ・サンシャイン』)が言うように、「ちょっと面白いと思うだけで十分だ」と考えているからです。