
2025/12/03 13:03
Japanese game devs face font dilemma as license increases from $380 to $20k
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要約▶
日本のゲーム開発者は主要フォントサービスが年額約380ドル→20 500ドルへ値上げし、国内向けローカル価格なしで25 000ユーザー制限を設けた高額プランに直面。漢字・カタカナ対応フォント取得も難しく、既存コンテンツの再テストが必須になる。結果として商用フォント依存度が高いスタジオは、ライセンス料負担やブランドイメージリスクを抱える危機に直面しています。
重要ポイント
- 主要フォントサービスの値上げとローカル価格欠如
- 漢字・カタカナ対応フォント取得の複雑さ
- 再テスト・再QAで追加コスト発生し、ブランドリスク増大
本文
この問題はあまり知られていませんが、特定のコミュニティでは大きな課題となっています。
日本のゲームメーカーは、国内最大手のフォントライセンスサービスの一つが年間プランを約380ドルから20,500米ドルへと値上げしたことにより、経済的に手頃な商用フォントを確保するのに苦労しています。Gamemakers と GameSpark が報じ、Automaton によって翻訳された記事によれば、Fontworks LETS は11月末でゲーム向けライセンスプランを終了しました。代わりに Fontwork の親会社 Monotype が提供する高額な新プランには、日本の開発者向けのローカル価格設定がなく、25,000 ユーザー制限も設けられているため、大規模スタジオにとっては現実的ではありません。
さらに、漢字やカタカナを正確に表記できるフォントを入手する際の困難さと複雑さが問題を悪化させています。「この問題はあまり知られていませんが、特定のコミュニティでは大きな課題となっています」と、Indie‑Us Games の開発スタジオCEOは述べました。UI/UX デザイナーの山中氏は、ライブサービスゲームにとって特に問題になると指摘し、スタジオが迅速に別ライセンス供給者からフォントへ切り替えたとしても、すでに稼働しているコンテンツを再テスト・再検証・再QAチェックする必要があると言います。
この危機は、商用フォントへの依存度が高く、もうライセンス料を支払えない場合には、企業イメージの再構築まで迫る可能性があります。