
2026/10/25 8:14
グーグルが公式にこれらのNest恒温器を「ただの恒温器」に戻した
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要約▶
日本語翻訳:
2026年10月18日、MakeUseOf の技術ジャーナリストであるブライディは、Google が第 1 世代および第 2 世代の Nest Learning Thermostat(ネスト学習サーモスタット)のサポートを正式に終了させ、事実上それらを「無能(dumb)」なデバイスとしたと報じた。このシャットダウンは、これらの特定のモデルに対するサービス提供が 10 年以上にわたり続いたことへの終焉宣言であり、これは 2025 年 10 月に発表されたものであった。2025 年 10 月 25 日時点で、対象となるサーモスタットはすべてクラウドベースのスマート機能を失った:アプリ(Google Home/Nest)からのリモート制御、Google アシスタント(現在は Gemini)との統合、通知、サードパーティ製のアシスタントリンク、Home/Away Assist、マルチデバイスのエコモード、アプリ内でのステータス確認、緊急時のシャットオフ。また、Google は Nest Protect アクセサリーとの互換性も遮断した。ユーザーがこれらの高度な機能を使い損なったものの、旧型の単位は基本的な機能を保持しており:バッテリーを必要とせず、デバイスを介して直接温度調整、冷却モードの変更、カスタムスケジュールの設定が可能である。Google からは事前に周知が行われ、アップグレードを検討する対象ユーザーに対して割引クレジットも提供された。しかしながら、新しいモデル—第 3 世代の Nest Learning Thermostat、Nest Thermostat E、および第 4 世代のバリアントを含む—is は影響を受けなかった。既存の所有者が新ハードウェアを購入しない意志や能力がない場合でも、「No Longer Evil」というオープンソースプロジェクト(Cody Kociemba 氏が開発)は、公共サーバーまたは Home Assistant を通じた自己ホストインスタンスを使用して新しいファームウェアをフラッシュし、クラウド機能を回復させることで、代替手段を提供する。アップグレードは完全な自動化とセキュリティ更新のため推奨されるが、技術に詳しいユーザーは非公式な修正を通じて、古い単位でもスマート機能の維持が可能である。
本文
Google のサポート終了で「おっくうな」に!? 10 年以上使えた Nest サーモスタットをオープンソースで蘇らせる方法
アレックス・ブレイディ氏による取材レポート
MakeUseOf社のテクノロジージャーナリストであるアレックス・ブレイディ氏が、Android スマートフォンとオーディオ機器の専門家として、グーグルやアップルなどの大手企業主催イベントから産業見本市(IFA 等)に至るまで幅広い取材経験を積んできました。
10 年以上のサポート期間:スマート機能との別れ
従来の HVAC システムは長期間使用可能でしたが、スマートホームアクセサリには有効期限があります。特にクラウド依存型のガジェットは、サーバー停止時点で機能喪失します。
2026 年 10 月現在、以下の状況にあります。
- サポート終了: グーグルは第 1・2 世代および欧州用第 2 世代の Nest 学習サーモスタットの公式サポートを終了。
- 販売終了: 対象モデルはすべて「販売終了(End-of-Life)」状態。
- クラウド機能停止: リモート操作や Google Assistant 連携が、2025 年 10 月 25 日付で完全に切断されました。
グーグルは以下のように発表しています:
「最新世代の実現のために、歴史ある 3 つのデバイスのサポートから移行いたします。」
これにより、追加機能やバグ修正に加え、アプリでの操作、通知受信、サードパーティ連携、スマートホームシナリオなどの機能が失われました。これらはもはや「おっくうな(非スマート)サーモスタット」としてのみ動作します。
影響を受けたモデル
- 第 1 世代 Nest 学習サーモスタット(2011 年発売)
- 第 2 世代 Nest 学習サーモスタット(2012 年発売)
- 欧州用第 2 世代 Nest 学習サーモスタット(2014 年発売)
影響を受けないモデル
- 第 3 世代 Nest 学習サーモスタット
- Nest Thermostat E
- 単体版 Nest Thermostat
- 第 4 世代 Nest 学習サーモスタット
「おっくうな」状態でも可能な基本操作
クラウド機能が失われたことで、以下の高度な制御は不可能になりました。
- ❌ リモート制御: アプリまたは音声で遠隔から温度調整不能
- ❌ ステータス確認: 自宅外での機器状況の確認不可
- ❌ 通知機能: デバイスの動作アラート受信不能
- ❌ 設定変更: スマホ/タブレットからのスケジュール編集不可
- ❌ 連携機能: Home Assistant、Nest Protect、スマート家電との統合停止
- ❌ 検知機能: 在宅/不在検知(Home/Away Assist)、マルチデバイスエコモードの停止
ただし、基本的な操作は引き続き可能です。 サーバーへの依存なしで以下を実行できます。
- ✅ 手動操作: ボタンによる温度設定・冷暖房モード切り替え
- ✅ ローカルスケジュール: 本体ディスプレイからの設定保存
- ⚠️ 制限事項: これらの機能はサーモスタット本体画面でのみ利用可能です。
オープンソースプロジェクト「No Longer Evil」で機能を蘇らせる
公式サポート終了後も、完全に無効化(Bricked)されたわけではありません。Cody Kociemba 氏が開発したオープンソースプロジェクト**「No Longer Evil」**により、失われたクラウド機能を自己ホスト環境で復元できます。
利用可能な機能
- リモート制御とダッシュボード管理の復帰
- 自動不在検知(Auto Away)などのスマートシナリオの再導入
- バグ修正や新機能の実装
セットアップの 3 つの方法
1. 共有サーバーを利用(初心者向け)
- 「No Longer Evil」が提供する共有サーバーに登録。
- 無料アカウントを作成して利用開始。
- コマンドライン操作不要で、Web ダッシュボードから遠隔制御可能。
# 例:ブラウザからダッシュボードにアクセス https://dashboard.nolegalevil.com
2. Home Assistant に追加(中級者向け)
- Home Assistant 用の「No Longer Evil」アドオンをインストール。
- 廃止された Nest サーモスタットをスムーズに統合可能。
3. 独自サーバー構築(上級者向け)
- カスタム IP アドレスとポートを設定。
- 自前の No Longer Evil サーバー環境を構築。
結論:ガジェットのリサイクルへの希望
アップグレード希望者に割引クレジットを提供するなど配慮も見られましたし、Google は先例として「インターネット接続に永続的保証がない」ことを示しましたが、コミュニティの力でデバイスの寿命は延びます。
自己ホスト環境や共有サーバーを活用すれば、埋立地へ送られる運命にあった Nest サーモスタットを蘇らせ、引き続きスマートに活用し続けることができます。