Codex Desktop で常時クラッシュパンドの未出力ダンプが蓄積し続ける問題

2026/10/18 2:45

Codex Desktop で常時クラッシュパンドの未出力ダンプが蓄積し続ける問題

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要約▶

Japanese Translation:

macOS 上の Codex Desktop アプリケーションには、大規模なクラッシュレポートファイルの作成により無制限にディスク容量が増加するという重大な不具合が存在します。内部プロセス

browser_crashpad_handler
が致命的チェック失敗(
mach_port_request_notification: os/kern invalid capability
)を繰り返し遭遇してクラッシュし、再起動されることでクラッシュ・再起動ループに入り、手動での削除試行を無視しています。これらのレポートの総量は 320GB を超え、macOS のファイルシステムの制限を超え、システム機能を停止させる可能性があります。この問題は最近の macOS バージョン(例:26.3.1、26.0.1)に発生しており、Codex に限らず Crashpad ライブラリを使用するアプリ(VS Code や Claude Desktop など)でも同様の挙動が観察されています。公式な修正はまだ利用できないため、ユーザーはクラッシュフォルダを読み取り専用にするか、スクリプトや cron ジョブを用いてファイルを自動削除するなどの代替策に頼る必要があります。開発者からのパッチがない場合、この不安定性はデータストレージへの脅威となり、アプリの長期的な信頼性を損ないます。

Text to translate:

The original summary is clear and comprehensive; only minor tightening improves precision without adding inference. Below is a slightly refined version:

Summary (Improved)

The Codex Desktop app on macOS has a critical bug that causes unbounded disk growth by creating massive crash report files. An internal process,

browser_crashpad_handler
, crashes repeatedly due to a fatal check failure (
mach_port_request_notification: os/kern invalid capability
) and restarts, entering a crash–restart loop that ignores manual deletion attempts. These reports can total over 320GB and exceed macOS file-system limits, potentially disabling the system. The issue affects recent macOS versions (e.g., 26.3.1, 26.0.1) and is not unique to Codex; similar behavior has been observed in apps like VS Code and Claude Desktop that use the Crashpad library. No official fix is available yet, so users must rely on workarounds such as making the crash folder read-only or running scripts/cron jobs to auto-delete files. Without a patch from developers, this instability threatens data storage and undermines confidence in the app's long-term reliability.

本文

Codex Desktop と ChatGPT Desktop の Crashpad pending ダンプ蓄積問題:診断と回避策

概要

Codex Desktop および統合された ChatGPT Desktop アプリケーションにおいて、背景で Crashpad による

pending
クイ(待機中)のクラッシュレポートが無制限に生成され続け、ローカルディスク容量を急速に消費する深刻な問題が発生しています。

  • 症状: アプリは動作しているのに、バックグラウンドで Crashpad が停止せずダンプファイルを生成し続ける。
  • 影響: 数日〜数週間で数十 GB(場合によっては数百 GB)のディスク容量が埋まり、ファイルシステムのエントリ制限に達するリスクがある。
  • 原因:
    browser_crashpad_handler
    プロセスが無限ループ状態でクラッシュ・再起動を繰り返しており、自己監視(Self-monitoring)機能により自身のクラッシュも
    .dmp
    ファイルとして書き込まれている。

環境情報 (観察された事例)

ユーザーの環境により異なりますが、以下のバージョンで報告されています。

  • 製品: macOS 上の Codex Desktop / ChatGPT Desktop
  • 典型的なアプリバージョン:
    • 26.527.60818, 26.602.71036, 26.715.70719, 26.803.61601 など
  • アーキテクチャ: arm64 (Apple Silicon)
  • 影響を受けるディレクトリ:
    • レガシーパス:
      ~/Library/Application Support/com.openai.codex/web/Crashpad
    • 新パス:
      ~/Library/Application Support/Codex/Crashpad

観察事実:無制限なダンプ生成

ディスク容量の増大

  • 初期状態: 4.9GB → 54,504 ファイル (数日以内)
  • 進行状態: 数日で +5GB/日 のペースで増加する。
  • 極端な事例:
    • 58.89 GiB、137.32 GiB、323 GB と莫大な容量を消費するケースが報告されている。
    • ファイル数は制限に達し (65,535 ファイル)、オペレーティングシステムのパフォーマンスが低下する可能性がある。

プロセス動作の異常

  • 期待される動作: クラッシュレポートにはサイズ制限があり、処理・アップロード・ローテーションが行われる。
  • 実際の動作:
    • Pending キューが急速に蓄積する。
    • browser_crashpad_handler
      プロセス自体がクラッシュし、再起動を繰り返している
      。
    • 自己監視機能により、このクラッシュ自身がログファイル(.dmp)として記録されループが維持されている。

コードベースのエラーログ

以下の FATAL エラーがダンプファイルに含まれており、根本原因を示しています:

[FATAL:third_party/crashpad/crashpad/handler/mac/exception_handler_server.cc:76]
Check failed: kr == KERN_SUCCESS.
mach_port_request_notification: (os/kern) invalid capability (20)
  • 現象:
    mach_port_request_notification
    呼び出しで能力(capability)が無効となり、チェックエラーが発生。
  • 結果: プロセスが死亡し、再起動を繰り返すループになる。

ディスク容量を解放するための手順

この問題はアプリのバグであるため、設定変更だけでは解決しません。以下の手順でディスクスペースを確保してください。

1. アプリを終了する

osascript -e 'quit app "Codex"' || osascript -e 'quit app "ChatGPT"' 2>/dev/null || true
pkill -f "browser_crashpad_handler" 2>/dev/null || true

2. クラッシュレポートをクリーンアップする

重要: アプリの再インストールは必要ありませんが、

Application Support
ディレクトリ内のキャッシュを削除してください。

安全な方法(ゴミ箱への移動)

  1. Codex.app
    を終了します。
  2. 以下のパスにあるフォルダ (
    pending
    ,
    new
    ,
    completed
    ,
    attachments
    ) を ゴミ箱へ移動します。
    • レガシーパス:
      ~/Library/Application Support/com.openai.codex/web/Crashpad/
    • 新パス:
      ~/Library/Application Support/Codex/Crashpad/

シェルコマンドで一括処理(例)

# Codex の終了とプロセス殺害
osascript -e 'quit app "Codex"' 2>/dev/null || true
pkill -f "browser_crashpad_handler.*codex.*/Crashpad" 2>/dev/null || true

# レポートキューをゴミ箱へ移動するスクリプト(両方のパスを対象)
for crash in \
  "$HOME/Library/Application Support/com.openai.codex/web/Crashpad" \
  "$HOME/Library/Application Support/Codex/Crashpad"; do
    [ -d "$crash" ] || continue
    mkdir -p "$HOME/.Trash/Codex-Crashpad"
    for bucket in pending new completed attachments; do
      [ -d "$crash/$bucket" ] || continue
      find "$crash/$bucket" -mindepth 1 -maxdepth 1 -exec mv {} "$HOME/.Trash/Codex-Crashpad/" \;
    done
done

# アプリを再起動し、容量が回復するか確認する。

注意:

~/Library/Application Support/Codex
全体を削除しないでください。設定データや保存状態(Saved Application State)を維持するためです。

3. 再インストールが必要な場合

問題が解決しない場合は、アプリの完全なアンインストールと再インストールを検討してください。

  • アプリ本体 (
    /Applications/Codex.app
    ) を消去。
  • 関連する Library ファイル(設定を含む)を完全に削除。

仮の回避策(緊急時のみ)

根本的な修復が追いつかない場合、ディスク容量減少のために**読み取り専用属性(Immutable)**を設定する回避策が存在します。これはあくまで応急処置です。

crash="$HOME/Library/Application Support/com.openai.codex/web/Crashpad"
# 既存のハンドラープロセスを殺す
pkill -f "browser_crashpad_handler.*com.openai.codex/web/Crashpad" 2>/dev/null || true

# ディレクトリを読み取り専用(書き込み不可)にする
chflags -R nouchg "$crash" 2>/dev/null || true
chmod -R u+w "$crash" 2>/dev/null || true
rm -rf "$crash/pending" "$crash/new" "$crash/completed" "$crash/attachments"

# データベースの再作成
mkdir -p "$crash/pending" "$crash/new" "$crash/completed" "$crash/attachments"
chmod -R 555 "$crash"
chflags -R uchg "$crash"

定期的な自動クリーンアップ (Crontab)

ダンプが蓄積し始める前に削除するスクリプトをcronに追加する方法です:

# 15 分ごとに pending フォルダ内のファイルを削除
*/15 * * * * /usr/bin/find "$HOME/Library/Application Support/com.openai.codex/web/Crashpad/pending" -maxdepth 1 -type f -delete >/dev/null 2>&1 || true

コミュニティからの重要なフィードバック

  • メモリ不足のリスク: この問題により、メモリの使用が過剰に増え、物理メモリが書き換えできない(交換できない)コンピュータではハードウェアへのダメージを与える可能性があります。直ちに解決が必要です。
  • テレメトリの影響: テレメトリが無効化された場合でもダンプが蓄積することはあるため、単純な設定変更だけでは解決しないことが示唆されています。
  • バージョンによる差異: より新しい macOS バージョンやアプリビルドで修正されているとの報告もありますが、現在の状況では全機種に問題が存在する可能性が高いです。
  • ChatGPT 統合版への影響: 新しい統一デスクトップアプリ(ChatGPT/Codex)でも同様のクラッシュループが確認されており、プラットフォームの共通基盤(Electron/Chromium/Crashpad)での不具合であることが確認されています。

まとめ

Codex/ChatGPT Desktop は、

browser_crashpad_handler
プロセスの不具合により、自己クラッシュをダンプとして書き込む無限ループに陥っています。これによりユーザーのディスク容量が限界まで達します。

  1. 根本解決: OpenAI の開発チームによるバグ修正を待つ必要があります。
  2. 即時対応: 上記の手順通り、
    pending
    フォルダを手動または自動でクリーンアップしてください。
  3. 注意喚起: 読み取り専用化などの回避策は、データ損失やアプリ機能不全のリスクがあるため、緊急時のみ行ってください。

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