
2026/09/25 2:21
Show HN:ホワイトボード(YC W26)——思索的なソフトウェア設計のためのオープンソースIDE
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要約▶
日本語翻訳:
Whiteboard は、人間と AI エージェントが共有ワークスペースにおいて協力してソフトウェアアーキテクチャに取り組むことを目的とした、MIT ライセンスのオープンソースデスクトップアプリケーションです。既存のツールには SDK を通じて統合され、エージェントはアプリ内キャンバス上に描画し、作業を視覚的に説明することができます。知能性、コスト、速度のバランスを図るために、プラットフォームでは GPT-6 Sol や Claude Opus 5.5 などの強力なモデルの使用を推奨しています。技術的には、Rust で構築された意味的かつ AST 対応の差分ビューアを搭載しており、デフォルトで主要な機能変更を要約表示する一方で、ユニットテストやドキュメントなどのマイナーな更新は非表示にします。その他の機能には「意思決定ログ」、「トレースリンク」、シークエンス図などの可視化からソースコードへ直接ナビゲーションすることが含まれます。商用競合とは異なり、チームは VS Code をパッチ適用するのではなく Whiteboard をオープンソースプロジェクトとして維持することを選び、Copilot との互換性を確保すると同時に、エージェントがパッチ形式に起因する問題が発生することを回避しています。アプリはローカルのコードチェックアウト上で動作し、匿名性のあるテレメトリー機能はソースコードや差分、テキスト、プロンプトなどの機密データを排除しており、これをオフにすることも可能です。既知の制限事項としては、Whiteboard 内でファイルを直接編集できないこと、また単一のレビューで複数のリポジトリ間でのファイル閲覧をサポートしていないことが挙げられます。現状の共有レビューでは初期セッション後に作成された変更を反映させるために手動で再共有が必要ですが、将来の開発では定義済みのセキュリティガイドラインに従います。脆弱性情報報告については SECURITY.md を確認してください。寄与については CONTRIBUTING.md と行動規範に従ってください。ご質問については Discord または関連するプライバシー・テレメトリードキュメントをご参照ください。
本文
Whiteboard:人間とエージェントのための共同設計プラットフォーム
Whiteboard は、人間と AI エージェントが共通の作業スペースでソフトウェアを共同設計できるオープンソース製のデスクトップアプリケーションです。
既に利用しているコーディングエージェント(例:Claude Code、Codex など)に接続され、キャンバス上で自身の作業を記述するための SDK を提供します。
📺 デモ動画
詳細は以下の 1 分間のデモをご覧ください。
⚡ クイックスタート
Whiteboard の基本操作手順です。
- ダウンロードと起動:Whiteboard をダウンロードし、アプリケーションを開きます。
- エージェント接続:ウェルカム画面から、Claude Code、Codex、または他のコーディングエージェントを接続します。
- タスク実行:
- エージェントに「現在のブランチを対象とした最新の
ブランチとの差違(diff)を検証」と指示してください。main - 結果が Whiteboard に表示されます。
- エージェントに「現在のブランチを対象とした最新の
💡 活用ガイド
これまでの経験から、Whiteboard は GPT-6 Sol や Claude Opus 5.5 のような高性能モデルと組み合わせることで、知能性・コスト・速度のバランスにおいて最も効果を発揮します。
システムプロンプトへの適切な設定はデフォルトで組み込まれる予定ですが、その間も以下のプロンプト例を活用してください。
新しい API の変更を行う場合
API の仕様や使用例を明確に定義する際のテンプレートです。
こんにちは。このコミットのスタックは、[api] を作成して [objective] を達成できるように設計されています。 私は以下を見てみたいと考えています: - 提案されている API - 具体的な使用例 - この変更の背景となる動機(コンテキストやリポジトリから入手可能な場合)
その後、実装の詳細や、なぜそのような仕組みが機能するのかについて掘り下げてみましょう。
テレメトリの追加を行う場合
監視機能の導入をエージェントに依頼する際のテンプレートです。
最新の PostHog の PR に記載されたテレメトリの変更点を説明してもらえませんか? https://github.com/devdotfast/whiteboard/commit/4837e107946e27ebad50c282eb0f2585210d2a35 私たちは何を追跡しており、そのデータからどのような良好なダッシュボードや製品ウォーターフォールを構築できるでしょうか? また、ハングアップ、エラー、クラッシュなどの場合、どう対応すべきでしょうか? Whiteboard を使って説明してください。
💬 インタラクションについて
気に入らない箇所があれば、クリップボードにハイライト表示してエージェントに渡してください。エージェントはそれに応じて Whiteboard に再描画を行い、あなたのニーズに合わせて調整してくれます!
🌟 主な特徴:なぜこのツールが存在するのか?
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コードにつながる図解
- 従来の純粋な HTML ツールでは不足していた「仕様や図解からコードへ接続する仕組み(アフォーダンス)」を提供します。
- シーケンス図や実体関係図、エージェントのトレースをクリックすると、直ちにその背後にあるコードにジャンプできます。
- コードナビゲーションには、VSCode の標準キーバインディングと LSP サポートが利用可能です。
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意味論的差分表示ビューア
- 生の差分表示に含まれるノイズを削減し、AST(抽象構文木)を意識した意味論的な表示を開発しました。
- デフォルトで合理的な設定を適用:
- 大きな追加された関数は「擬似コード」として要約表示されます。
- 単一テストやドキュメントの変更は自動的に折りたたみまたは非表示になります。
- これらの挙動は、WASM ベースのプラグインシステムによりカスタマイズ可能です。
-
意思決定ログ
- エージェントの自律的な意思決定とそれが実装への影響を理解しやすくします。
- Whiteboard 上でエージェント自身が自身のトレースを検索・リンクできるツールを開発しました。
- 設定した要件がどのように実装され、エージェントがどのような判断を下したかを視覚化できます。
-
オープンソースでローカル動作
- MIT ライセンスのもと提供され、あなたのローカルのチェックアウトに対して動作します。
- チーム向けのホスト型製品も将来的に計画されており、常にセルフホスティングが可能です。
⚠️ 既知の制限事項
現時点での制約事項です。機能要望は GitHub Issue でご報告ください。
- ファイル直接編集不可:Whiteboard 内でファイルを直接編集することはできません。
- マルチリポジトリレビューの制限:シングルレビュー内での複数リポジトリ跨ぎ作業やファイル閲覧は、現時点で十分にサポートされていません。
- 共有機能の注意点:
- 「共有」ボタンを使ってマシン間でレビューを共有できます。
- 注意:レビューが共有された後に進められた更新は、他者には反映されません。再度レビューを共有する必要があります。
🤝 コントリビュート(貢献)
ご貢献とフィードバックを歓迎いたします。
- セットアップ・PR:
を参照してください。CONTRIBUTING.md - 行動規範: 同ドキュメントに従ってください。
- 脆弱性情報:
に記載の手順に従ってください。SECURITY.md - その他: ご不明な点は Discordでお気軽にお尋ねください。
🔒 プライバシー
Whiteboard はローカルのチェックアウトに対して動作します。
匿名テレメトリには、以下の情報は含まれません。
- コード内容や差分
- Whiteboard のテキスト
- プロンプト
- モデルの出力
詳細はプライバシー概要またはテレメトリの参照ドキュメントをご確認ください。必要であればいつでもテレメトリをオフにできます。
📜 ライセンス
Whiteboard は MIT ライセンスの下で提供されています。
導入した Code-OSS 分枝は、Microsoft の MIT ライセンスおよび第三者の通知事項を引き継いでいます。
詳細は以下のファイルをご参照ください:
apps/review-desktop/LICENSEapps/review-desktop/UPSTREAM
🧠 Code OSS の採用について
現在、多くの人が専用のエージェント TUI やデスクトップアプリを利用しており、行単位の差分レビューにはテキストエディタのみを使用しています。この文脈において、コードレビューに特化したテキストエディタを持つのは自然な選択肢です。
そこで、オープンソースエディタの中で最も成功しているもの(Code-OSS)を基盤として採用しました。
- 他のフォークがパッチ維持に苦しむ一方で、コーディングエージェントはパッチ適用で苦戦しがちです。
- 現在のコピーライト(元 VS Code)由来の機能(コードベースのごく一部、約 45% に相当 😬)については不要であるため、Code OSS を純粋に導入しています。
- 今後も上流の Code-OSS を定期的に監視し、セキュリティや機能に関するパッチを適宜マージしていく予定です。
📚 影響を受けた文献・資料
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現代のソフトウェア工学における制約
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AI が生成するコードと過去の概念
- vibe-legacy-code および vibe-code
- AI のコードが、2025 年以前のソフトウェア工学概念にどのように位置づくかを的確に説明しています。
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Karpathy エージェントに関する投稿