
2026/08/08 3:51
リバースエンジニアリングにおける心理戦(2015)
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要約▶
Japanese Translation:
Christopher Domas(@xoreaxeaxeax)が開発した REpsych ツールセットは、プログラムからの制御フローグラフ(CFG)に直接画像生成を実行します。これは視覚データを実行可能なロジックに変換し、IDA Pro で確実に動作する 2 つのバイナリ
repsych_v1 と repsych_v2 を生成します。また、Hopper、BinNavi、radare2 のような他のディスアセッブラでも半分的に動作します。使用するには、gfx/ フォルダに 24 ビット画像(24 BPP)を配置し、make image を実行します。テキスト画像から始める場合は、まずそれらを 2 BPP の黒白ビットマップに変換してから、最適な結果を得るために 24 BPP に変換してください。各ピクセルが基本ブロックに対応するため、効果的な利用には小さい画像(≤100×100)に限定されなければなりません。このプロジェクトは実用ソリューションではなく概念検証であり、作者による DEF CON プレゼンテーションで、今後の方向性と潜在的な用途についてさらに詳しく説明されています。本文
REpsych: 逆エンジニアリングにおける「心理戦」の実装
REpsych ツールセットは、画像をプログラムに変換し、その制御フローグラフ(CFG)が元の画像を描画するコンセプトを実証したプロジェクトです。通常は関数の構造を示す CFG を生成しますが、ここでは逆に画像そのものがコードの構造となるという驚くべき逆転を実現しています。
注意: 本ツールには実用的な攻撃目的ではなく、「実現可能か」を示す実験的側面が強く、DEF CON プレゼンテーションで紹介されています。IDA Pro で動作確認され、Hopper や BinNavi など他ツールでも準信頼性あり。
📂 使用方法
画像からプログラムを生成するには、以下の手順を実行します。
1. 画像の準備
- 対象画像を
フォルダ内に保存します。gfx/ - 形式: 24 ビット・PPM(色深度 24)のビットマップ必須。
- ファイル名は拡張子を除いた文字列を使用します(例:
→ コマンドでimage.ppm
と指定)。image
2. コンパイル
プロジェクトルートディレクトリへ移動し、以下を実行してください。
make image
これにより、以下の 2 つの実行ファイルが作成されます:
repsych_v1repsych_v2
それぞれ異なる戦略を採用しており、CFG のノード配置を保証する設計になっています。
💡 ヒントと最適化
ソース画像のサイズについて
ツールは画像の1 ピクセルごとに基本ブロック(CFG ノード)を作成するため、以下の点に注意してください。
- 推奨サイズ:
ピクセル未満(できるだけ小さく)。100×100 - 必要に応じて CFG 表示ツールの許容ノード数を増やす準備が必要になる場合があります。
テキスト画像の場合
テキストを直接入力したい場合は、以下の手順で変換してください。
- まず 2 ビット・PPM(白黒のみ)に変換する。
- 次に 24 ビット・PPM に変換する。
これにより非黒白の色が除去され、制御フローグラフ上で最適の結果を得ることができます。
📖 参照・著者
- 詳細解説: DEF CON プレゼンテーションのスライドを参照してください。
- リポジトリ: github.com/xoreaxeaxeax/repsych
- 著者: Christopher Domas (@xoreaxeaxeax)
このプロジェクトは、単なるコード生成ではなく、**逆エンジニアリングツールに対する「心理戦」**として捉えることもできる秀逸な実証実験です。